娘が3歳の頃に出会ってから、ずっとお気に入りの絵本があります。
春夏秋冬をテーマにした、季節を学べるシリーズ絵本。
今回は「夏」がテーマの1冊をご紹介します。
色・形で感じるという珍しい側面で、お子様も考えながら楽しめるはず。
なんのいろ なつ
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784860573911
どんな本?
「夏」という季節を、色から感じ取る絵本。
ページをめくると、夏にちなんだいろんなものが登場します。
ページの左右にそれぞれ何かの形をした「色」が登場し、次のページにそれを合体させたものが登場します。
一体何が出てくるのか、「夏」という最大のヒントから、色の組み合わせで想像するクイズ感覚の絵本です。
「黄色」と「水色」のように書かれているものや、
「まぶしい色」と「うきうき色」と書かれているものまで。
色から感じる印象も言葉で表現されています。
想像力はもちろん、季節に関する情報も増やせるので知育の側面で絵本を探している方にもおすすめ。
文科省検定教科書の著者でもある大橋功先生も、この絵本を推薦しています。
パラパラめくるだけで、夏を感じる鮮やかな1冊。
「これは何の色かな?」と想像しながら、楽しく読める脳トレ絵本です。
感想
このシリーズ、何種類も読んでいるのですが色をテーマにした作りがとても素敵で、季節が変わるごとに読みたくなるうちのひとつ。
今回読んだ「夏」はどのページも夏らしい色が溢れていて、楽しい夏休み気分を味わうことができました。
幼稚園児の娘は色の組み合わせから連想するのが毎回楽しみで、ひまわりなどわかりやすいものは即答。
ビーチの絵では、「あの、下に人が寝る時の傘!」とビーチパラソルについての説明もしてくれました。
脳トレになるのはもちろんですが、こうして季節に関する情報が増えていくのも嬉しい反応です。
他にも『なんのいろ』、『なんのかたち』、『みつけよう!』というシリーズで、それぞれ春夏秋冬の4種類ずつ出ているのでその時期にぴったりのものを子供たちと楽しんでいます。