成長と共に、様々な感情表現をする子供たち。
笑ったり泣いたり、小さな体で一生懸命頑張っています。
そんな子供たちのメンタルを考えて作られたユニコーンの絵本があります。
子供自身で感情をコントロールするメソッドを教える、今までにない絵本シリーズをご紹介します。
ガストンのきぶんをととのえるえほん こわくなったらやってみて!
こわくなったら やってみて! (ガストンのきぶんをととのえるえほん)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 27ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784074395002
どんな本?
キレる子、グズる子、怖がる子が3呼吸で笑顔になる!
世界75カ国で読まれ、シリーズ累計部数80万部突破のフランス発アンガーマネジメント絵本。
・恥ずかしかったら
・眠れなかったら
・やきもちやいたら
・怖くなったら
・悲しくなったら
・怒りたくなったら
の6シリーズから、今回ご紹介するのは子供が「恐怖を感じた時」の感情整理を学べる絵本です。
綺麗な虹色のたてがみを持つガストンが、まずは自己紹介。
ガストンは幸せだけど、幸せじゃない時だってある。
怒ったり拗ねたり、悲しくなったり。
色んな気分を持っているのは君と一緒だよ。
ガストンのたてがみは、気分によって色が変わります。
実はガストン、夜の暗闇がとっても怖くてなんとか寝るのを遅らせようとあの手この手で時間を稼ぎます。
でも、とうとう寝ないといけなくなってブルブル震えているとたてがみはすっかり緑色に…。
こんな時、もし息の仕方で勇気の出る鎧を作れたら…
そんな願いを叶える、3ステップの呼吸法。
3回繰り返したら、ガストンはどうなった…?
実際に試せる簡単な方法が載った、ガストンの呼吸セラピー。
『世界一受けたい授業』などテレビでも紹介され大反響、ネガティブな感情を笑顔に変え、子供の自己肯定感を高めてくれる絵本です。
感想
話題の作品、早速読んでみました。
シリーズの中だと「おこりたくなったらやってみて!」が1番人気(後日記事をアップします)のようです。
主人公は丸みがあって可愛いユニコーンの子供ガストン。
最初はにじいろのたてがみで登場するので虹が好きな娘の心をガッチリつかみました。
感情によって色が変わるガストンの全バージョンが載っているのですが、黄色は幸せ、ピンクはやきもち、赤は怒ってる…など全8種類のカラフルさ。
今回のお話は、子供にとって最もわかりやすい「真っ暗で怖い」というものなのでガストンの気持ちは十分に伝わっていました。
そんな時、「勇気の鎧」があれば強くなれるというのがわかりやすい例えで娘も興味津々。早速呼吸法をやってみます。
体全体を使うような動きでしっかりとイメージすることが大事なので、想像力も鍛えられそうだなと思いました。
気休め、という言葉がありますが、ちょっとしたことでも子供には効果バツグンだったりします。
もちろん実際に鎧を着るわけではありませんが、「勇気」を子供にわかりやすく伝えてくれる絵本だと思いました。