成長と共に、様々な感情表現をする子供たち。
笑ったり泣いたり、小さな体で一生懸命頑張っています。
そんな子供たちのメンタルを考えて作られたユニコーンの絵本があります。
子供自身で感情をコントロールするメソッドを教える、今までにない絵本シリーズをご紹介します。
ガストンのきぶんをととのえるえほん かなしくなったらやってみて!
かなしくなったら やってみて! (ガストンのきぶんをととのえるえほん)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 27ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784074394869
どんな本?
キレる子、グズる子、怖がる子が3呼吸で笑顔になる!
世界75カ国で読まれ、シリーズ累計部数80万部突破のフランス発アンガーマネジメント絵本。
・恥ずかしかったら
・眠れなかったら
・やきもちやいたら
・怖くなったら
・悲しくなったら
・怒りたくなったら
の6シリーズから、今回ご紹介するのは子供が「悲しくなった時」の感情整理を学べる絵本です。
綺麗な虹色のたてがみを持つガストンが、まずは自己紹介。
ガストンは幸せだけど、幸せじゃない時だってある。
怒ったり拗ねたり、悲しくなったり。
色んな気分を持っているのは君と一緒だよ。
ガストンのたてがみは、気分によって色が変わります。
今日は、お友達とうまくいかなくて悲しくなってしまったガストン。
ポロポロと涙を流しているうちに、たてがみはすっかり青くなってしまいました。
夜になっても落ち込んでいるガストンは、自分の悲しい気持ちを呼吸法でコントロールすることにします。
やり方は簡単、1・2・3の3ステップ。
これを3回繰り返したガストンは…?
実際に試せる簡単な方法が載った、ガストンの呼吸セラピー。
『世界一受けたい授業』などテレビでも紹介され大反響、ネガティブな感情を笑顔に変え、子供の自己肯定感を高めてくれる絵本です。
感想
話題の作品、早速読んでみました。
シリーズの中だと「おこりたくなったらやってみて!」が1番人気(後日記事をアップします)のようですが、我が子が読みたがったこちらからアップします。
主人公は丸みがあって可愛いユニコーンの子供ガストン。
最初はにじいろのたてがみで登場するので虹が好きな娘の心をガッチリつかみました。
感情によって色が変わるガストンの全バージョンが載っているのですが、「やきもちって何?」と聞かれました。(あの子ばっかりずるい!っていう気持ちになることだよと伝えました。)
そして今回のお話、実際に子供たちが直面するような日常的な一コマでガストンの気持ちは十分に伝わった様子。じゃあそんな時どうすればいいのか?を一緒にやってみました。
呼吸法はとても簡単。
1回で覚えて、4歳児が1人でマネできました。
じゃあいざ悲しくなった時にこれができるか?
というとそこはまた訓練が必要だと思いますが、小児科医も言っている通りこれを知っていることで「悲しくなってもいい。」「悲しくなっても自分で何とかできる!」と思えて、子供が安心できると思いました。
普段も悲しくなった時には「あ!ガストンだよ!」と声をかけて一緒にやっています。
呼吸をすることで気持ちが落ち着くので、この絵本をきっかけに習慣になればいいなと思います。