子供の育脳に効果的といわれているのが「音読」。
わが家でも取り組んでいますが、ちょっぴりマンネリ気味…。
そんな時、子供が嬉々として読み上げてくれるようになった秘策があります。
保育園や幼稚園の先生みたいになれる、紙芝居を紹介します。
おじいさんとトラ
※現在販売経路が見当たらないため、出版社の商品リンクを記載します。
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 12枚 |
本のサイズ | A3くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784494091935
どんな本?
童心社から出ている定期刊行紙芝居「ともだちだいすき」の2014年版で、アジアの昔話として出た紙芝居。
威張った虎と出会ったおじいさんが、力比べをすることになりました。
勝った方が負けた方を食べるといとうルールを聞いたおじいさんは、とっさにこう言います。
「今日は力を家に忘れてきてしまった。」
そして翌日に持ち越された力比べですが、ここでもおじいさんは機転をきかせてピンチを乗り越えます。
どっしりと生えた木を手だけで倒せるかという課題、おじいさんは一体どうやってクリアしたのでしょうか。
知恵を働かせるおじいさんのアイデアが楽しい、モンゴルの民話です。
感想
以前紙芝居を取り入れてみたところ、4歳娘が大喜び。
絵本はかなりの冊数読むのですが、紙芝居は新鮮なのか「読んで」と言うこともあれば「読んであげる!」と紙芝居やさんになってくれることもありとても気に入っています。
今回は娘がチョイス。
おじいさんとトラという正反対の組み合わせに興味を持ったようです。
力ではとても勝てないおじいさんが知恵で虎を倒してしまうというお話、なんだか勇気をもらいます。
「ガルルルル」「パシーン」「あいたたたたた」と、読むと子供が喜ぶ擬音も多く最後まで盛り上がって読み終わりました。
イラストを描いたバーサンスレン・ボロルマーさんはモンゴルで育ち日本に留学に来て現在は日本で活躍するイラストレーター。
独特の雰囲気がある絵で、異国情緒を楽しめました。
現在紙芝居の入は難しそうですが、図書館などで貸出をしているところもあると思うのでご興味のある方はぜひ探してみてくださいね。
