ハロウィンと言えば、元々は外国の風習。
日本でも当たり前になってきましたが、まだまだ最近です。
そんなハロウィンを楽しめる絵本の中で、特に小さな子供向けのものを読みました。
実際に楽しめるしかけ付きのキラキラした1冊です。
ハッピーハロウィン!
カタカナ | あり(ルビなし) |
---|---|
漢字 | なし |
ページ数 | 22ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 1歳 |
ISBNコード:9784061991156
どんな本?
「とんとんとん」
表紙をめくると、扉が現れます。扉の向こうには黒い影。
「はーい、どなたですか?」
ページをめくると…
「おばけちゃん!まってたよ。」
まっしろなおばけちゃんが登場します。
そしてまた扉の前に、黒い影。
「とんとんとん」
今度は誰かな?
こんな風に、次々とハロウィンらしいキャラクターが登場する絵本。
最初に影が登場するので、シルエットクイズとしても楽しめます。
低年齢向け絵本を得意とする新井さんが手がけただけあって、飛び出すようにダイナミックに描かれたキャラクターに小さい子供も大喜び。
文字は少な目でボードブックなのも人気の理由です。
そしてこの絵本1番のポイントは、最後のページ。
魔女が持ってきたジャックオランタンのお面、目と口の部分が穴あきになっているので本を顔に合わせるとすぐにハロウィン気分が味わえます。
ハロウィンの説明的な部分は一切なく、とにかくみんなで楽しもうという雰囲気が伝わる絵本。
出版社でも「おすすめ年齢1歳~」としてあり、おおかみおとこ、ドラキュラ、どのキャラクターも可愛らしく描かれているので小さいお子様でも安心です。
感想
1歳息子がハロウィンを楽しめるようにと選んだ絵本。
4歳娘には少し退屈かな?と思いましたが、シルエットクイズを得意げに答え、最後のお面も写真を撮ってと楽しそうにしていました。
この絵本、ページをめくった時に「ばあ!」という文字は書いていないのですが、1歳息子には「ばあ!」をつけてから登場キャラクターの名前を言うととても反応がよく何度もめくって楽しんでいます。
ボードブックなので基本的に安心ですが、最後のお面部分は穴が開いている分すぐに折れてしまいそうなので注意して使っています。
登場キャラクター、ネイビーの夜にかぼちゃのオレンジなど、ハロウィンらしい色や雰囲気を味わえる絵本です。