年間1800冊以上の本を読む我が家。
育脳のために子供に音読してもらうのですが、ちょっぴりマンネリ気味…。
そんな時、子供が嬉々として読み上げてくれる秘策があります。
たまには気分を変えて、紙芝居はいかがですか?
カレーライスがにげだした
※紙芝居版は現在販売経路が見当たらず、絵本版のリンクを記載しています。
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 12枚 |
本のサイズ | A3くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784876928927
どんな本?
こちらは絵本ではなく、紙芝居についての記載です。
子供の本と紙芝居を専門に扱う出版社「教育画劇」の作品。
ある日、うさぎ一家でママがごはんの準備中。
子供たちが献立を聞くと、なんと今日はカレーです。
するとこうさぎたち、次々にこう言います。
「僕は玉ねぎが嫌いだから入れないで!」
「私は人参いらない!」
「僕はじゃがいもなしで!」
「私はお肉入れないでね!」
これを聞いていたのは、カレーの具。
怒って家を出て行ってしまいます。
さぁ大変、具のないカレーではおいしくありません。
こうさぎたちはカレーの具を探しに出かけます。
子供たちに人気のカレーライスを題材に、好き嫌いしたらどうなるかを可愛らしく表現したお話。
具があるからこそ料理はおいしいのだと教えてくれます。
こちらの紙芝居、現在出版社公式サイトでも検索に出てこず入手するには古書店などをあたるしかなさそうです。
図書館での貸し出しがある場合もあるので、もしご興味のある方はご覧になってみてくださいね。
感想
以前紙芝居を取り入れてみたところ、4歳娘が大喜び。
絵本はかなりの冊数読むのですが、紙芝居は新鮮なのか「読んで」と言うこともあれば「読んであげる!」と紙芝居やさんになってくれることもありとても気に入っています。
今回は娘も大好きなカレーライスのお話。
イラストは可愛らしく、内容も子供らしさがあり特に小さなお子様には伝わりやすいのではないかと思います。
脅かすわけではなく、冗談まじりで「にんじんさんが逃げちゃうよ~!」などと子供に声かけをする方はきっと多いはず。
そんな時、こちらの作品を読んでいると親子で盛り上がれるのではないでしょうか。
カタカナは「ママ」や「カレーライス」など身近な言葉ばかりですが、紙芝居なので縦書き+文章が途中でも次の行に書かれていたりします。
大人が読むのは簡単ですが、お子様が読む場合はご注意ください。
ご家庭で紙芝居を読むと、いつもの絵本と雰囲気が変わり特別感が出ます。
自分だけの特別公演を楽しむ気分で、お子様にとっての特別な時間を楽しんでみてくださいね。
※紙芝居版は現在販売経路が見当たらず、絵本版のリンクを記載しています。