小学校に入る前に知っておきたい、数の概念。
知育を意識するご家庭や幼児教室では、足し算・引き算が頻繁に登場します。
そんな算数、絵本でも楽しめるものがたくさんあるんです。
今回は、海外生まれのカラフルなイラストが可愛い1冊をご紹介します。
1+1=2 たんじょうびにともだちなんびきくるかな?
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 25ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784097262084
どんな本?
今日は、おさるのゴーゴーの誕生日。
これからお友達が遊びに来るので、楽しみに待っています。
今、家にはゴーゴー1匹だけ。
ページをめくると、虎くんが1匹遊びに来ました。
1+1=2
君と僕で2匹になったと、ゴーゴーは嬉しそう。
次にやってきたのはカンガルーさん、ポケットには赤ちゃんも一緒。
さぁ、みんなで何匹になったかな?
このあとも、ゴーゴーの家にはお友達が続々と集まります。
最後に何匹になっているか、読みながら計算を楽しめる絵本です。
1匹ずつ来るわけではなく、途中で忘れ物を取りに戻ってしまう動物もいたりするのでそこで引き算も発生。
単純な1ずつの足し算だけではありませんが、両手の指で足りる範囲の計算なので小さなお子様でも大丈夫。
ページの上には大きく太い文字で数式が書かれているので、計算式も知ることができます。
ゴーゴーのお誕生日に集まってくるお友達、だんだんと賑やかになるお話を読みながら、自然と計算も楽しめるさんすう絵本です。
感想
5歳になる娘のお誕生日にと用意した絵本ですが、ちょうど算数にハマっているのでこの計算をとても楽しんでくれました。
まさに今娘が楽しめるレベルの両手で足りる数の足し算・引き算。
今何匹で、何匹増えたのか?
何匹減ったのか?
小さい指を一生懸命使って計算する姿がとても可愛いです。
ただの算数ならばドリルなどでいくらでもできますが、絵本にはストーリーがあります。
忘れ物を取りに帰ったから1減った、兄弟が一緒に来たから2増えた、など理由があるとグッと計算に入り込みやすくなると思います。
最後に素敵なバースデーパーティーが描かれているのでお誕生日にはもちろんおすすめですが、子供が計算に興味を持つきっかけにと知育パパママにも人気の1冊。
スロヴァキアの作者が描くカラフルなイラストも素敵ですよ。