どこでも一人で簡単に取り組めるおりがみ。
コロナ禍の小学校受験では、個別に扱いやすいこともありおりがみを取り入れる学校が増えました。
ただ折るだけですが、そこには性格や能力が顕著に現れます。
今回は、子供が嬉々として取り組める折り方教本を紹介します。
お受験に向けて巧緻性トレーニングをしたいパパママにもおすすめの1冊です。
親子であそぼう!おりがみようちえん
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし(親向けページに一部漢字あり) |
ページ数 | 159ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
どんな本?
1枚の紙から食べ物や動物、色んなものが作り出せる折り紙。
指先を使い、集中して行うので子供の知育にも大きな影響を与えます。
たくさんある中でも、折った後にそれを使って遊べるような折り方をまとめたのがこの教本。
以下のように分類され、43種類が載っています。
・おみせやさんおりがみ(しいたけ、にんじん、バナナ、ホットドッグ、サンドイッチ、寿司など)
・なりきりおりがみ(ひげ、キバ、王冠、ネクタイ、りぼん、指輪、口紅など)
・だいすき♡おりがみ(くるま、バス、トラック、ねこ、うさぎ、ライオンなど)
・あそべるおりがみ(さんかくひこうき、おさかなひこうき、ぱたぱたちょうちょ、ささぶね、ぴょんぴょんがえるなど)
出来上がりを見ると難しそうなものも、ただ半分に折っていくだけでできてしまったり。
同じものをいくつか折り、最後にそれを繋げると完成するものなど。
そのものによって難易度も様々なので、幼稚園の子供が1人ですべて読むというよりは親子で一緒に楽しみ、出来上がったものを使ってさらにお店屋さんなどを楽しめるようになっています。
折って終わりではなく、その先の使い方などを自分で考え想像しながら取り組める1冊です。
感想
折り紙を楽しむのに色々な教本を探したのですが、5歳娘の食いつきがよかったのがこちら。
表紙も中身も、子供がワクワクするような子供らしいデザインです。
基本の鶴などは載っていませんが、ペラペラとめくるとお寿司やサンドイッチ、口紅やりぼんなど娘の大好きなものがたくさん。
難しいかどうかより、本人の「これ作りたい!」という気持ちが強かったです。
娘と最初に作ったのは「王冠」。
同じものをいくつも折るのでだんだんとコツをつかみ、最後に繋げると娘の頭にぴったり!
それはそれは嬉しそうにかぶって、そのままごはんを食べていました。
どの色を使うかなども自分でアレンジできるので楽しそう。
細かく折ることが必要なものもありますが、本人もこれならできそうという判断ができるようになってきたので1人のときはできそうなものに挑戦し、わからない部分だけ聞いてくれます。
食べものは早速お店屋さんごっこに使われていますし、ひげは折ったものに私が輪ゴムをつけてマスクのようにつけられるようにして使っています。
本当に、この本で折ったものはそのまま遊びに使える。
この本で新しい遊び道具を増やすうちに、折り方のレパートリーが増えるといいなと思います。