幼稚園児の娘は、表紙で絵本を選びます。
今回ご紹介するのは、「かけっこの絵本がある!」と持ってきたもの。
かけっこの絵本なんて珍しいなと読んでみると、とてもユニークで子供と楽しめる内容でした。
パパの読み聞かせにもおすすめの、言葉遊び絵本です。
へんしんマラソン
どんな本?
走るとなぜか変身しちゃう!?へんしんマラソン大会が始まります。
いちについて、よーい………パン!
先頭はカマキリさん、「カマッカマッカマッ…」と走っているうちに「…マッカマッカマッカ」
はりきりすぎて、真っ赤になってしまいます!
最年長のきんぞうおじいさんも、「きんぞうきんぞうきんぞう…」と走っているうちに「…ぞうきんぞうきんぞうきん」
なんとぞうきんに変身!
そう、この絵本、言葉遊びになっているんです。
言葉を繰り返すうちに違う言葉になっていることを利用し、次々にランナーが変身していきます。
ラストには、なるほど!と納得のランナーがゴールします。
優勝したのは、一体誰?
感想
この絵本、はなかっぱのあきやまただしさんの作品です。
娘は何も知らずに絵本を手にとりましたが、あきやまさんのイラストはやはり子供心を掴むのだなぁと思いました。
繰り返すうちに違う言葉になってしまう言葉遊び、娘にも言ってもらい、変身するたびに一緒に笑って読んでいます。
最初から最後まで本当に走っているようなテンポの良さもあり、絵本を読むことでマラソン大会に出場したような気分になれました。
この「へんしん」シリーズは現在15作目まで出版されていて、今回読んだのは3作目。
何度も声に出して読みたくなる、子供がハマる1冊です。
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カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784323033556