先日、図書館で子供が「絶対借りる!」と離さなかった絵本があります。
中を見てみると、幼稚園の娘が自分で読めそうもない。
そして、私が読むのも難しい。
でも、これは読むのが大変だよ、と伝えても「それでもいい!」と強い希望があり、挑戦してみることにしました。
漫画のようにコマ割りされた、楽しい形式の絵本をご紹介します。
エーくんビーくんのなんでもつくります!
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 6歳 |
ISBNコード:9784033326603
どんな本?
メカシティーに住む、仲良し兄弟のエーくんとビーくん。
街のみんなの役に立つメカを作るのが2人のお仕事。
木にひっかかって取れなくなったボールを取る「キノボールトルトル」
高い時計台の時計を直す「オオガタマジックハンド」
など、次々にアイデアメカを発明します。
そんな中、動物園で動物たちが不満を爆発させて大騒ぎ。
困った園長が相談にきます。
まずは動物たちの意見を聞いて、早速メカ作り。
次々とアイデアを出し、1匹ずつ問題を解決していきます。
そして最後にライオンの不満「おいしいものが足りない」を解消するために作ったのは、夢のようなメカ…!
動物園のみんなは笑顔になれたのでしょうか?
この絵本、コマ割りされていてまるで漫画のような作品なんです。
コマごとに背景の色が違うなど、どのページもとにかくカラフル。
エーくんビーくんのアイデアいっぱいの1冊です。
感想
この絵本は、ほぼ漫画です。
コマは結構細かく、擬音も多く、吹き出しの横に手書きでちょこっと追記されていたり…「読み聞かせ」目的だと結構大変だと思います。
根負けして最初から最後までざっくりと読み聞かせましたが、途中で説明したりしながら30分くらいかかりました。
でも、そのあと何度も自分で絵本を開いて楽しむ娘。
カラフルで細部まで描きこまれた絵本なので、何回見ても飽きないようです。
特に娘のお気に入りは、朝寝坊してしまう子供に作られた「アサオキオキ」!
トンネルのような機械を通るうちに着替えや歯磨き、朝ご飯などが全て済んでしまう優れものです。
現実ではありえない発明ばかりですが、この絵本のように常識にとらわれずたくさんのアイデアを出せるといいなと思います。