男女問わず子供に人気のバムケロシリーズ。
我が子も例にもれず、時間があればめくっているお気に入り絵本です。
今回は、寒くなった頃に読みたい冬のお話をご紹介します。
登場人物の中でも特に人気のあのキャラが初登場しますよ。
バムとケロのさむいあさ
カタカナ | あり(ルビなし) |
---|---|
漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784894231580
どんな本?
あるとても寒い朝、凍った池に遊びに行こうと準備をするバムとケロ。
暖かいコートや帽子に身を包んで出発です。
そして池に到着、持ってきたスケート靴に履き替えていると
「くわっ…」
何の音?
音の聞こえた方に行ってみると、なんと1羽のあひるが池と一緒に凍り付いています。
大変大変!
持っていた道具でなんとか救出し、家に帰り暖かい温かいお湯で氷を溶かします。
すっかり元気になったあひるに聞いてみると、名前はかいちゃん。
夜遅くまで星を見ていたらそのまま凍ってしまったそう。
ひょんなことから出会ったバムケロとかいちゃん。
このあとまた大騒ぎが待っています。
登場する他の作品もどんどん読みたくなってしまう、人気絵本シリーズ。
子供らしさあふれる過ごし方に子供は爆笑、親はあるある…と共感の1冊です。
感想
バムケロはどの順番から読んでも楽しいですが、やはり出会った順番に読むと登場キャラクターにより愛着がわきますね。
ドジっ子かいちゃんの可愛さが炸裂しています。
こちらも他のシリーズ同様、細かい描きこみが見逃せません。
島田さんの別作品ガラコの絵本が落ちていたり、プリンの上に乗っているクッキーはそれぞれの顔型だったり…隅から隅まで楽しませてくれます。
どのページもカラフルで楽しい雰囲気が溢れ、子供らしさ全開の遊び方も見ていて楽しいようで娘はお気に入り。
お風呂の中でポコポコとおならをしたり、トイレットペーパーを全部出してミイラごっこをしたり、親目線で「あちゃー!」と思うような場面がいっぱい。
母親のようにお世話をするバムに共感してしまいます。
娘はやっぱり「かいちゃんが池で凍っていた」という部分が1番の爆笑ポイントのようです。
大人が読んでも楽しい絵本。
絵がはっきりしていて文字は少な目なので子供でも読みやすいと思います。
読み聞かせでサラッと楽しむも良し、一人読みで隅々まで絵を眺めるも良し。
かいちゃんファン必見の1冊です。