本屋さんや図書館で、いつも子供たちが手に取っている絵本があります。
ママ友の間でも評判がよく、興味津々。
読んでみると娘はすぐに気に入り、何回も読み返すお気に入り絵本に。
今回は、そんな大人気作のシリーズ第1巻目をご紹介します。
バムとケロのにちようび
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784894230422
どんな本?
バムとケロが暮らす家。
今日は雨で、大好きなサッカーも砂遊びもできません。
仕方がないから家で本を読もうと決めたバムですが、家の中は大惨事。
ケロちゃんがやりたい放題した部屋を片付けなくてはいけません。
一生懸命片付けて、さぁ次はおやつを作ってのんびり…と思っていたら!
このあとバムに悲劇が。
お掃除、ドーナツ作り、秘密の屋根裏部屋探検とワクワクがいっぱい詰まったお話。
作者の別作品キャラクターが隠れていたり、最後のページから裏表紙にストーリー性があったり、最初から最後まで見逃せない細かい描きこみが、大人も子供も夢中になってしまう人気の理由。
お部屋を片付け、本を読む。
ただそれだけなのに、そこまでがこんなに大変だなんて。
登場する他の作品もどんどん読みたくなってしまう、人気絵本シリーズです。
感想
バムケロは男女問わず、本当に人気がありますよね。
わが家は娘が読みたがる順番に読んでいますが、特にお話が続いているわけではないのでどの巻から読んでも大丈夫です。
絵本の中に出てくる描きこみでは他の作品と関連するものがあるので、島田さんの作品を知っていればいるほど楽しめるシリーズだと思います。
私が気付かなくても子供は本当に良く気付いて、「ねぇ見て!これ!」と発見するたびに教えてくれます。
全ての絵本を揃えて「この作品のこれだ!」と絵探しのように確認しながら楽しみたいです。
島田ゆかさんのイラスト、見た瞬間思いだしたのが娘が唯一途中で読めなくなった『ぶたときまぐれきのこ』なのですが、島田さんは作者のユリア・ヴォリさんのファンとのことですごく納得がいきました。
娘が読めなくなった理由に興味のある方はこちらもご覧ください。(怖い話じゃないですよ。)
ドーナツはおいしそうだしどのページもカラフルで模様も細かいし、大人の私も見ていて楽しい絵本。
途中でコマ割りのようになる部分もありますが、絵がはっきりしていて文字は少な目なので子供でも読みやすいと思います。
読み聞かせでサラッと楽しむも良し、一人読みで隅々まで絵を眺めるも良し。
「本を読む前に、まずお部屋を片付けようね」とお片付けも促せる母大助かりの1冊です。