私が子供の頃からたくさんのグッズが出ているくらい、有名なキャラクター。
ピンクでまるくて、愛嬌のある顔がたまりません。
今回は、フランスで生まれた人気絵本をご紹介します。
シリーズの中でも、自然・動物・電気などに注目できる学びの多い1冊です。
バーバパパのプレゼント
カタカナ | あり(ルビあり) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784061287662
どんな本?
今日はクリスマス。
バーバファミリーのところにも、サンタさんからプレゼントが届きました。
バーバモジャには絵を描く道具。
バーバベルには綺麗なネックレス。
…それぞれに素敵なプレゼントが届く中、バーバズーには家に入りきらないほどの大きな箱が!
開けてみると、中には飼っている鳥と仲良くできそうな南国の鳥たちがいっぱいいました。
大喜びのバーバズーですが、困ったことが…。
それは、バーバファミリーの家では寒すぎて鳥たちが弱ってしまうことです。
暖炉で温めたり、自分たちで発電機を作ったり、一生懸命工夫をしますがうまくいきません。
このままでは鳥たちがどんどん弱ってしまう…
そこでバーバファミリーは、ある決断をするのです。
この絵本から、自然や動物を大切にするメッセージを感じたという人が多い作品です。
子供たちにもわかりやすい内容で、自然・動物・電気に興味を持つきっかけ作りにおすすめです。
感想
バーバパパ、こちらから子供に教えたことはないのにたくさんある本の中で見つけてきて離さない作品の1つです。
やはり子供の目を惹く魅力があるキャラクターなんだなと思います。
今回の作品では、「クリスマス」というよりもどうやって鳥たちを元気にするか奮闘する姿がメインで描かれています。
その工夫の1つとして暖炉で温めるという作戦が出てきますが、そこで薪にするため森の木を切り倒していると、森に棲んでいる動物たちが困ってしまうという場面が。
そして電気に切り替える作戦では、自分たちで水力・風力などを使った発電機を開発し水や風の力で電気を作り出すという場面が。
恐らく、幼稚園の娘が今まで思いもよらなかった場面がたくさん登場し、新たな発見になったのではないかと思います。
電気についてはまだ少しピンときていないようですが、森の木がなくなると動物さんが困っちゃうよね、というのはわかりやすいようです。
1982年に出版された作品というのを知ってびっくり!
カラフルで古臭さを感じない、学びの多い1冊でした。