子供から大人まで人気の、リサとガスパール。
日本でもアニメ化され、たくさんのグッズが出ています。
今回は、そんなリサとガスパールの過去がわかる1冊をご紹介します。
そういえば2人って、どうやって仲良くなったの…?
リサとガスパールのであい
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 26ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784893092540
どんな本?
子供から大人まで人気のリサとガスパール。
白と黒の名コンビですが、実は思いがけない出会い方をしていたんです。
新学期が始まった日、ガスパールの学校に転校生がやってきました。
それが、リサです。
友達が口々に「君たち2人は似てるね」と言う中、なんだか納得いかないガスパール。
ああでもないこうでもないと茶化されて、だんだんリサのことが嫌になってしまいます。
そんな時、先生に「リサを連れて学校を案内してあげて」と頼まれます。
「2人は本当によく似ているわね」なんて言われ、ついに不満が爆発します。
そしてガスパールの一言でリサも激怒、2人はとっくみあいの喧嘩に…
まさかの展開、このあと一体どうやって仲良くなるのでしょうか?
仲良し2人の、意外な過去。
リサガスシリーズの中でも、欠かせない1冊です。
感想
作者のアン・グッドマンさん(文)とゲオルグ・ハンスレーベン(絵)さんは、ご夫婦。
ペネロペシリーズも手掛けている2人です。
リサとガスパールの絵本はイラストと文章で世界観ができあがっていて、読んでいるといつの間にか入り込んでしまいます。
今回読んだ作品では、ガスパール視点でお話が進みます。
ちょっぴりいじわる言ったり、とっくみあいの喧嘩をしたのにひょんなことから仲良くなったり。
幼稚園児の娘は、そんな2人の姿を楽しんでいるようです。
2人のトレードマークのマフラーも、こんな成り行きがあったとは驚き。
文中に先生やお友達の名前がたくさん出てくるので、自分も仲間に入った気分で楽しめる絵本です。