ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回ご紹介するのは、毛並みまで伝わる超繊細なイラストが話題のクリスマス絵本。
本当にため息が出るほど可愛いので、ハムスターや小動物が好きな方はぜひご覧ください。
ちいさなねずみのクリスマス
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784198638733
どんな本?
クリスマスを満喫する、小さなねずみのお話。
ねずみが話しかけるような文章でお話が書かれています。
今日はクリスマスイブ。
階段にも壁にもクリスマス飾りがたくさんあって、夜になるとぴかぴか光るんだ。
ぼくはクリスマスツリーが大好き。
ちょろちょろって登って、ちょろちょろって下りてくる。
特別な友達にプレゼントも用意して。
小鳥さんにクッキーをあげて。
ケーキやアイスもたくさんあって迷っちゃう。
食べたら遊んで、クリスマスの歌を歌って…
クリスマスムード満載のおうちで過ごす、ちいさなねずみの1日。
最後のページには、サンタさんからのプレゼントに大満足のねずみの姿。
幸せで満ち溢れた1冊です。
この絵本を描いたのはアン・モーティマーさん。
王立細密画家協会会員であり、野生植物や花の絵を専門にしていることもありイラストは本当に繊細で毛の1本1本まで見えるよう。
彼女の作品は猫をモチーフにしたものが多くあり人気ですが、こちらのねずみもぜひご覧になってみてくださいね。
感想
はぁ…。ため息が出るほど可愛い絵本でした。
本当に美しいイラストで、これを手で描いているのかと思うと不思議でなりません。
ねずみが話しかけるように文章が進むので、
「〇〇だよね。」
「○○してあるよ。」
ととても親近感がわきます。
4歳娘も自分に話しかけられているような気分で聞いてくれたので、お菓子のページでは一緒にパクパク食べるマネをしたり、可愛いねぇと幸せそうに読んでいました。
私も、読み聞かせでページをめくる度に「はぁぁぁ可愛いねぇぇぇぇ…」と悶絶。
ページをめくるのが惜しいくらいどのイラストも可愛いです。
王立細密画家協会というのを初めて聞きましたが、まさに精密。
クリスマスオーナメントに反射する光、積み木のおもちゃの木目、遊びにきた小鳥のふっくらとした毛並み、写真かと思うようなイラストばかり。
クリスマスのワクワク感もたっぷりなので、お子様から大人までみんなが幸せになれる絵本だと思います。
モンテッソーリ教育などでできるだけ実物に近いイラストをお探しの方はぜひご覧になってみてください。