子供が幼稚園に入り、遊びだけでなくマナーや学習面も意識するようになりました。
小学校に入ってから急にやるのではなく、幼稚園のうちから習慣として身につけたいですよね。
そこで、何か自宅でも学びになる楽しい本はないかと探して見つけた絵本をご紹介します。
大好きなドラえもんと一緒に、楽しく学べるシリーズです。
ドラえもんのプレ学習シリーズ 国語はじめて挑戦
ただしくつかおうことばつかい
ただしくつかおう ことばづかい: ドラえもんの 国語はじめて挑戦(トライ) (ドラえもんのプレ学習シリーズ)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 135ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784092535824
どんな本?
あいさつ、お礼、おわびなどは、子供たちが社会生活をおくる上で必要な言葉。
これを知っているだけで、コミュニケーションが円滑になる大切なポイントです。
そんな言葉遣いについて、身近な例を用いてドラえもんたちがわかりやすく教えてくれます。
具体的には
・色々な挨拶(朝昼晩、出かける時、別れる時、食べる時、寝る時、友達の家でする挨拶など)
・お礼とお詫び(色々なお礼の言葉、ありがとうに対して言う言葉、ごめんねの使い方、色々な謝罪の言葉など)
・丁寧な言い方(返事の仕方、自分の呼び方、相手の呼び方、正しく伝えるなど)
と、基本的なことばかりなので幼稚園生でも問題なく読める内容。
クイズがたくさん登場し、迷路だったり、線で結ぶようになっていたり、間違い探しになっていたりと子供たちが飽きないように色々と工夫されています。
お話は漫画のようにコマ割りで進みます。
1ページ2コマのように大きなコマ割りなので、小さな子供でも安心。
「おうちのかたへ」と親へのアドバイスも随所に出てきて、親子で楽しめる1冊です。
感想
このシリーズ、知育系の本としてはかなりリーズナブルだと思います。(このページ数で700円台!)
その代わり、漫画の単行本のような紙質。
幼稚園に入るような年齢の子供なら問題ないと思いますが、小さなお子様はページを破いたりしやすいのでご注意ください。
出てくるのは基本的なことばかりですが、だからこそいい加減になりがち。
例えば、のどが渇いたとき。
「お水!」という言葉、よく聞きますがこれだけでは不親切ですよね。
「お水が飲みたい」ときちんと要件を伝えるのが正しい言葉遣い。
年中の娘はもちろん全ての挨拶を知っている…と思いきや、お友達の家に行くなどの経験がないため「おじゃまします」を知りませんでした。
「こんばんは」も、夜外に出ない娘にとっては馴染みがなく、こうして基本をおさらいできる絵本は大変助かりました。
挨拶や正しい言葉遣いは人の心を温かくする、大切なコミュニケーションのひとつ。
勉強としてではなく、一般常識として身につけてほしいことばかりの1冊です。