2021年東京オリンピック。
開会式で登場したピクトグラムがとてもユニークで、大変話題になりました。
そんな時にちょうど出版されたのがこちらの絵本。
一度は目にしたことのあるピクトグラムが、動きだします。
へんてこたいそう
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 26ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 2歳 |
ISBNコード:9784338261371
どんな本?
最初に登場するのは、トイレの男女マーク。
いつもじーっとしているから動きたくなってしまったよう、早速へんてこたいそうが始まります。
いっち に いっち に
ただ立っているだけだったトイレのマーク、 ひらいて!ふんばって!元気いっぱい動きだします。
次は非常口のマークが登場。
走る姿が印象的ですが、どんなへんてこたいそうをするのでしょうか…?
『へんてこたいそう』というだけあって、ただの体操ではありません。
子供も大人も笑っちゃうおもしろ体操が続々登場、実際にマネできるところもこの絵本の魅力です。
作者の新井さんは「絵本を読んだあとも、日常生活に生かせるような絵本作りを心がけている」とおっしゃっていますが、まさに普段から目にする身近なものがテーマの作品。
読めばきっと、街中のマークに興味が出てきますよ。
感想
この絵本が出る頃、ちょうど娘も幼稚園で習ったピクトグラムで絵を描いたりしていたのでタイミングよく楽しんでくれました。
本来動くはずのないマークが動きだすという発想がもう楽しいですよね。
出てくるのはトイレのマーク、非常口のマーク、横断歩道のマークなど身近な物ばかり。
子供でも見たことのある物が多いと思いますし、知らないものは探しに行くという楽しみも。
今まで知らなかったマークを見つけることが出来るかもしれませんね。
4歳娘はこの絵本を読んでから、電車を待っているホームやエレベーターの中など今まで見過ごしいていた色んなマークに気付くようになりました。
よく探してみると商品パッケージなどにもマークがあって、一緒にピクトグラム探しを楽しんでいます。
体操も子供が好きそうなおもしろい動きや、簡単にマネできる動きばかりなのでぜひ体を動かしながら楽しんでみてくださいね。