元々海外文化だったハロウィンですが、最近ではすっかり日本にも定着しましたね。
絵本もたくさん出版されています。
そんなハロウィン絵本の中でも、一際目立つのが今回ご紹介する絵本。
独特の世界観が癖になる人気作です。
おかしな?ハロウィン
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 34ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784593505937
どんな本?
今日はハロウィン。
子供たちがこわ~いおばけに変装して、お菓子をもらいにやってきます。
家の中ではおばあさんがせっせとお菓子の準備中。
一体どんなお菓子が出てくるのでしょうか?
最初に来たのはドラキュラさん。
あなたにぴったりなのはこのお菓子…「コウモリクッキー!」
早く食べないと飛んで行ってしまいます。
次に来たのはフランケンシュタインさん。
あなたにぴったりなのはこのお菓子…「ジャイアントマシュマロ!」
その大きなお顔にぴったり。
半魚人、狼男、メドゥーサと次々現れるおばけたちに、それぞれぴったりのお菓子を用意するおばあさん。
子供たちは大喜びで仮面を外してお菓子を食べ始めます。
おばあさんも一緒に食べよう?
…さぁここからが大変。
ただ楽しいだけでは終わらない、ちょっぴり怖いハロウィンのドキドキが味わえる絵本です。
感想
表紙の独特な色遣い、たくさんあるハロウィン絵本の中でも一際目立ちます。
一ひねりあるお菓子や、癖のあるキャラクターがおもしろいのか娘はハロウィン絵本の中でこちらを1番気に入って読んでいました。
ザ・ギャビンカンパニーさんは、ご夫婦の絵本作家さん。
ユニークな絵本で数々の賞を受賞している、注目のユニットです。
その独特の世界観が、本作のハロウィンの雰囲気にぴったり。
最後のサプライズには大人の私もゾクッとしてしまいました。
もしかすると「怖い」と言うお子様もいらっしゃるかもしれませんが、読み手次第で怖くもおもしろくもできるように思います。
少しドキドキする絵本をお探しの方は、ぜひお試しください。