くまちゃんシリーズで有名なデイヴィッド・ウォーカーさんの絵本、娘が大好きです。
そして、しかけ絵本も大好き。
そんなお子様にぴったりの、可愛くて楽しい作品があります。
次は何かな?とワクワクが止まらない絵本をご紹介します。
KNOCK! KNOCK! Open the DOOR
カタカナ | - |
---|---|
漢字 | - |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | A3くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9781447211341
どんな本?
KNOCK! KNOCK!
男の子が部屋にいると、ドアを叩く音がします。
ページの右側には、大きなドア。
Who's there?
Open the door…
It's a polar bear!
しろくまさん、こんにちは。
僕はとっても可愛い子を待っているんだけど、君ではないんだ。
KNOCK! KNOCK!
またドアを叩く音がします。
What's that?
Open the door…
It's a spotty cat!
ねこさん、こんにちは。
僕はとってもおもしろい子を待っているんだけど、君ではないんだ。
どうやら、男の子は誰かを待っているみたい。
色んな動物が訪ねてきますが、みんな違うようです。
男の子が待っているのは一体誰なのでしょうか?
"KNOCK! KNOCK!"の次の文章は毎回変わり、動物たちにかける言葉も毎回変わります。
毎ページ同じ扉ですが、英語に少しずつ変化がありめくる度に「また違った。じゃあ誰を待っているんだろう?」と期待が膨らみます。
めくるタイプのシンプルなしかけと、ラストに登場する素敵な誰か。
待ちわびる男の子の気持ちがこちらにまで伝わるような温かいお話の1冊です。
感想
しかけ好きの娘にと選びましたが、予想通り気に入ってくれました。
めくるだけのシンプルな作品ですが、それが繰り返しで楽しかったようです。
KNOCK! KNOCK! → ? → Open the door → It's a ○○!
という流れは固定のまま、単語などが少しだけ変わるので毎回同じ部分はすぐに覚えられると思います。
出てくるのもしろくま、恐竜、スカンクと意外な動物ばかりでめくって驚きがあるのも良いですね。
ただめくっていって終わり、ではなく、きちんと物語にオチがあるのでストーリーも楽しめます。
大人の私も最後まで誰が出てくるのかわからず、素敵なラストに心が温かくなりました。