ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、名作クリスマス絵本2冊分のお話がぎゅっと詰まった作品をご紹介します。
サンタのクリスマス
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 48ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784884759346
どんな本?
クリスマスの大仕事を終え、家に帰ってきたサンタ。
寒い中頑張った足はガチガチ、クリスマスが終わってからも庭の手入れだなんだとやることはいっぱい。
たまには太陽の下でぼーっとしたいなぁ…。
そんなサンタがひらめいた!
そうだ、夏になったら旅行しよう!
冬が終わると早速パンフレットを取り寄せ、行先を決定。
キャンピングカーのソリでフランスに出発します。
しかしフランスでの生活が合わず、すぐにスコットランドへ行先変更。
その後もいくつか行先を変更しながら、サンタは旅行を終えました。
戻ってみると山のように手紙が届き、あっという間にクリスマス前日に。
さぁ、またクリスマスの大仕事の始まりです。
ここまでのあらすじで前半部分が終わり、これから後半のお話が始まります。
『サンタのなつやすみ』と『さむがりやのサンタ』という2つの絵本を繋げて作ったアニメーション映画『FATHER CHRISTMAS』が、この絵本の元になっています。
文章量はありますが、2冊の絵本がざっくりと読める内容。
原作絵本とは少し雰囲気の違う、アニメーションならではのイラストが楽しめる1冊です。
感想
『さむがりやのサンタ』も読んでいるのですが、そのアニメーション映画を元にしていることを知らなかったので途中からあれ、なんだか知っている内容だな?と思いながら読みました。
絵本2冊分がアニメーション映画になり、それをさらに絵本にまとめているので内容はかなりぎっしり感があり4歳娘に一度に読むには少し長く感じました。
この絵本には『サンタのたのしいなつやすみ』と『さむがりやのサンタ』には描かれていない部分もありますが、ほとんどがその絵本と同じ内容なのでどちらも持っている方には2冊をまとめたもの、という印象が強いかもしれません。
イラストはレイモンド・ブリッグズさんですが、アニメーション映画のイラストなので原作絵本とは若干雰囲気が違うように感じました。
2冊を1冊でお得に楽しめるような絵本なので、長いお話でも読めるお子様にはおすすめです。
原作絵本をじっくり楽しみたい方はこちらよりも2冊揃える方がいいかもしれません。
お話の内容はそこまで大きく変わらないので、お好みで選んでみてくださいね。