いよいよ夏休み。
でも外出自粛の2021年は、花火大会もお祭りも中止ばかりです。
おうち時間が増えることもあり、子供の夏休み気分を盛り上げるための絵本をたくさん揃えました。
今回は、その中でも娘のお気に入りの1冊をご紹介します。
おまつり
カタカナ | あり(ルビなし) |
---|---|
漢字 | なし |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 1歳 |
ISBNコード:9784434270512
どんな本?
『あかちゃんと四季のえほん』というシリーズで、春夏秋冬の4種類が出ている絵本。
『なつといえば…』では、夏と関係する色んなものが1ページごとに登場します。
なつといえば…うみ!
うみと言えば白い波…
白と言えば…おばけ!
おばけと言えばひんやりぞくぞく…
ひんやりぞくぞくと言えば…?
このように、前のページから次のものを考える連想ゲームにもなっています。
シンプルなイラストとはっきりした色使いで、赤ちゃんにもわかりやすい作品。
文章が短いので自分で読む練習にもぴったりです。
小さな子供でも知っているような基本的なものばかりなので、この絵本を読んで夏の風物詩を覚えられそう。
めくるたびに季節を感じられる可愛らしい1冊です。
感想
新井洋行さんの作品はイラストがシンプルでわかりやすく、とにかく雰囲気可愛いので大好きです。
小さな子供はもちろん、イラストのわかりやすさから幼稚園児の娘にも人気です。
今回は夏を感じてほしいという気持ちでこの作品を選びましたが、「夏」というテーマ意外にも前後のページで連想ゲームになっているのがおもしろかったです。
娘もクイズのように楽しんで、「おばけ=ひんやり・ぞくぞく」「はなび=夜空に大きな花が咲く」などそれぞれの特徴を言葉にして理解できました。
そのもの自体は知っていても「どんなものか説明して?」と言われると言葉で説明するのが難しいことが多いので、こうして言葉にして表現している絵本で説明の仕方を学んでくれたらいいなと思います。
夏休み、この絵本に出てくるものをひとつずつ楽しんで「夏と言えば…」と子供たちの頭にイメージが浮かんでくるように過ごすのが目標です。