2012年に発行されてから、今も大人気のノラネコぐんだんシリーズ。
我が家も例にもれずその世界観にハマっています。
今回紹介するのは第5作目、シリーズ初の知育絵本です。
ノラネコぐんだん あいうえお
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784592762096
どんな本?
あ行の言葉、か行の言葉、さ行の言葉…というように、見開き2ページをフルに使ったイラストでたくさんの言葉が学べる絵本です。
他のあいうえお絵本では絶対に出てこないようなマニアックな単語がたくさんあって、そのページの中できちんとストーリーが感じられるイラスト。
特にわ行のページは「わ」から始まって途中に「を」を使う文章がいくつも出てきて、可愛いイラストで状況がわかりやすい。
「わらびをゆでる」
なんてきっとこの絵本でしか出会えない文章ではないでしょうか。
知育だけでなく、ノラネコぐんだんファンの方にも嬉しい言葉選びのセンスが光る1冊です。
感想
私も娘も(そして夫も)ノラネコぐんだんの絵本シリーズが大好きなので、初めての知育絵本を読んでみました。
ノラネコぐんだんが知育絵本?一体どうなっているの…?
と思いましたが、ちゃんとノラネコぐんだんらしい絵本で楽しめました。
例えばあ行だったら、見開き2ページの中に「アから始まる言葉・イから始まる言葉・ウから始まる言葉・エから始まる言葉・オから始まる言葉」がランダムに散りばめられて、言葉の隣にイラストが添えられているという構成です。
このイラストが単語をうまく使って描かれていて、ちゃんとストーリーを感じられるので読んでいてとても楽しいです。
ただあいうえおを勉強するというより、たくさんの単語に出会い、知らない言葉があったら「これなんだろう?」と興味を持てる絵本だなと思いました。
我が家では、「じゃあアから始まる言葉はどれだー!」と言ってページに散りばめられた単語を一緒に探すように子供と楽しんでいます。
娘は大好きな「ケーキ」「クッキー」「シュークリーム」など、お菓子や食べ物はすぐに見つけます。目ざとい。
最初から最後までお話が続くわけではないので、ちょっとした時にちょっと開いて気軽に楽しめる1冊です。