いつでもどこでも、何の道具も使わずに楽しめる遊び。
言葉を覚えた子供なら誰でもできるのが、しりとりです。
今回は、そんなしりとりを楽しみながら語彙も増やせる楽しい絵本をご紹介します。
はじめてのぼうけん4 しりとり
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 36ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 2歳 |
ISBNコード:9784591065617
どんな本?
『ぴょーん』などでお馴染みのまつおかたつひでさんが描く、しりとり絵本。
イラストはデフォルメされたものではなく、とてもリアルです。
ひと→とんび→びわ→わに→にわとり…
「ひと」から始まり、「ひと」で終わるイラストが始まります。
動物、食べ物、鳥、虫と登場するのも様々。
全部で33のものに出会えます。
ただイラストが描かれているのではなく、「とんび」が「びわ」をつついていたり、「びわ」の木に「わに」がつかまっていたりと前のものに関連するイラストで退屈せずに進みます。
他にも「ばく」「もるもっと」「とき」など、普段あまり聞かない単語が多いのもこの絵本の特徴。
しりとりを楽しみながら、語彙力を増やせる1冊です。
感想
しりとり絵本というと、りんご→ごりら→らっぱ…などよく聞くものがありますが、この絵本には普段聞かないような珍しいものが多く出てきます。
幼稚園に通う娘は「ばく」「びわ」「とき」など知らないものも多く、新しく覚えるきっかけになりました。
くもやすずむしなどの虫も出てきますが、ページをめくって一瞬びっくりしてしまうくらいに絵がリアルです。
でも、わが家はなるべく実物に近いもので覚えてほしかったのでこちらの絵本に大満足。
モンテッソーリ教育に興味のあるご家庭にもおすすめです。
最後は「ひと」で終わるので、繰り返し楽しめて娘は何度も声に出して読んでいます。
しりとりのレパートリーにマンネリ化しているお子様は、きっとこの絵本で新しい単語に出会えるのではないでしょうか。