みなさんは、お子様に昔話を読んでいますか?
ごんぎつね、かぐやひめ、うらしまたろうなど…
絵本を年間1800冊以上読む我が家ですが、昔話をあまり読んでいないことに気付き最近取り入れるようになりました。
昔話は言葉が難しかったり、イラストがリアルすぎたりと子供の興味を引くのが難しいイメージですが、大切な教訓を学べるものばかり。
今回は、日本人なら知っておくべき『十二支』を楽しく覚えられる1冊をご紹介します。
じゅうにしのおはなし
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 41ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784893256287
どんな本?
ねずみ、うし、とら、うさぎ…
あなたは何年生まれですか?
どんな動物がいて、どうして色んな動物が干支になったのか、どうしてその順番になったのか。
読むだけで十二支のお話がスッと頭に入る絵本です。
あるとき、天の神様は「毎年同じ暦だとつまらないから、12の月に動物の名前をつけよう。」と考えます。
そして早い者順で12の動物を決めることに。
動物たちはみんな、その年の王様になりたくて頑張ります。
鳥は他の動物たちを起こして先を越されないよう鳴くのをやめ。
牛は歩くのが遅いからと前日から出発し。
それぞれが作戦を考え、干支になろうと一生懸命行動します。
どんなふうに今の十二支の順番は決まっていったのか、動物たちの競争がわかりやすく描かれています。
干支の順番を覚えられるのはもちろん、どうして猫はねずみを追いかけるのか、イノシシは猪突猛進、など関連する知識も頭に入るストーリー。
小さな子供にも読みやすい絵本です。
感想
昔話や民話って、色んな出版社から色んな種類が出ていますよね。
今回読んだ絵本は夫が選んだのですが、内容がわかりやすくスッと頭に入ってくるなと思いました。
幼稚園に通う娘と読みましたが、1回読んだだけで十二支の順番を覚えてしまい驚きました。
どうしてねずみが1番になれたのか、馬と羊はどちらが速いか。
辻褄のあったお話で描かれているので、「覚えよう」と意識しなくても読むだけで頭に入ったそう。
最後まで楽しく読めているのだなと嬉しく思いました。
夫が絵本を選ぶ機会は多くないのですが、たまに選ぶ本のセンスが良く読みやすかったりおもしろかったりするので密かに楽しみにしています。