2003年に出版されて以来、繊細なイラストとファンタジー要素あふれるストーリーが人気の「チリとチリリ」シリーズ。
記事執筆時点では8作目まで出版されています。
今回は、チリとチリリの住む世界がわかるシリーズ第3弾を紹介します。
色々な人やお店が登場しますよ。
チリとチリリ まちのおはなし
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 33ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784752003182
どんな本?
小鳥の声が賑やかな朝、チリとチリリはおでかけします。
チリチリリ チリチリリ
街を走っていると、素敵な糸屋さんを発見。
2人は、それぞれにぴったりの花びら染めの毛糸を選んで買いました。
林の中を抜け、今度は少し古めかしい街へ。
そこで出会った織物屋さんで、さっき購入した毛糸が素敵なものに変身します。
チリチリリ チリチリリ
色鉛筆の繊細さが際立つ、街のお散歩ファンタジー物語です。
感想
先日こちらのシリーズ『チリとチリリゆきのひのおはなし』を読んだ娘がすっかり気に入り、全シリーズ読みたい!と集めはじめました。
優しい雰囲気溢れるイラストの中に生き物がたくさん登場するところが好きなようです。
チリとチリリは表紙の女の子の名前ですが、絵本の中で自転車の音としても登場します。
チリチリリ チリチリリ、つい口ずさみたくなる心地の良いリズムです。
自転車に乗って色んなところに行く2人、今回は街をサイクリング。
いつも動物などの生き物がたくさん出てくる作品ですが、今回は色んな人が出てきて新鮮でした。
色鉛筆ならではの優しい雰囲気を感じる絵本で、わが家ではパパもこのシリーズがお気に入り。
ぽうっと光る明るさや、キラキラの輝きなど繊細なイラストにうっとりしてしまいます。
どのお話も1冊で完結するので、ぜひお好みの1冊から楽しんでみてくださいね。