一見、少し大き目のただの絵本。
でも中を開くと、めくって楽しめるしかけが50以上!
未就学児の英語学習が楽しくなる、しかけ英語絵本をご紹介します。
ARTHUR GOES TO SCHOOL
Arthur Goes to School (Great Big Board Book)
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 11ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9780679867340
どんな本?
大き目のボードブックを開くと、中にはめくるしかけがたくさん。
・OBJECTS
・NUMBERS & COLORS
・A FULL STORY
・OPPOSITES
・LETTERS
の5項目が学べます。
OBJECTSでは、アーサーが朝起きてから学校に行くまでのルーティンが順番に描かれる中でしかけをめくって靴下を探したり、クローゼットをめくって洋服を選んだりできます。
NUMBERS & COLORSでは、クラスの友達がそれぞれ色んなアイテムを持ってきてみんなに紹介する中で1~10の数字を順番にめくっていきます。
A FULL STORYでは、アーサーが『3匹のこぶた』を読んでくれるという内容でお話がコマ割りで描かれています。もちろんここにもたくさんのしかけが隠れています。
OPPOSITESでは、アーサーのクラスで対語を学ぶという設定で「hat off⇔hat on」「full⇔empty」など色々な言葉を学びます。
LETTERSでは、A~Zまでアルファベットが並びめくるとその文字の単語が1つずつ現れます。
読み聞かせをする絵本ではなく、教材のような意味合いが強い絵本ですが子供が楽しく学ぶための要素が盛りだくさん。
海外でも子供たちの英語学習に利用されている1冊です。
感想
アーサーシリーズは日本語に翻訳されているものもありますが、こちらは英語教材という側面が大きく今のところ日本語版は出ていません。
幼稚園の娘にとって内容は易しく、英語も知っているものが多いので最初から最後まで楽しんで読むことができました。
hat off⇔hat onなど知らない単語も、しかけをめくると帽子をかぶったり脱いだりするのでそこから読み取ることができたのでほとんど説明不要でした。
めくるしかけの数がとにかく多いので、読むとめくるが同じくらいの割合で子供は楽しそう。クリスマスのアドヴェントカレンダーのようだなと思いました。
娘にとっては「わからない・難しい」よりも「わかる・簡単」が多く、ちょうど良い内容だったようでとても気に入っていました。
基本的な内容ばかりなので、英語育児を目指す方におすすめの1冊です。