今回読んだのは、出版から50年以上経っても愛される、超ロングセラー作品。
アメリカの幼稚園などで必ずと言っていいほど子供たちに読まれている絵本です。
先日、娘がこのシリーズ3作目を読んだところ3回目で英文を丸暗記してしまい、巻末に載っていた他の種類も読みたいというのですぐに取り寄せました。
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こちらのシリーズは4作出版されていて、今回ご紹介するのは第1作目。
海外でも2歳くらいの子供向けに読まれる絵本で、日本でも暗記してしまう子が続出しています。
英文に秘密があるので、英語が得意でないお子様にもこの作品、英語版がおすすめです。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (My First Reader)
どんな本?
くまさん、くまさん、何見ているの?と始まり、タイトルと同じ英文が色々な動物で繰り返されます。
この絵本では「色」と「動物」を学習することができます。
Red Bird,Yellow Duck,Blue HorseからPurple Catと変わったカラーまで、
ページの見開きを目いっぱいに使ったダイナミックな動物のイラストは、色彩の魔術師と呼ばれるエリックカールならではの魅力が溢れています。
実はこの絵本、あまり知られていませんがラストが何パターンかあり、それによって絵も描き替えられているのです。
我が家で読んだのは最後にTeacher(先生)が出てくるもの。
英語版では他にmonkey(さる)バージョンがあり、日本語訳版では最後がお母さんになっているのです!
下記のリンクを見るとわかりますが、表紙イラストも若干違います。
ボードブック、CD付、と様々な形式で出版されているので、ぜひお好みのものを読んでみてください。
感想
この絵本、海外の幼稚園で必ず読まれるだけあって幼い子供の英語練習にぴったりです。
タイトルを口に出してみると、なんだか不思議なリズムが生まれませんか?
それが子供の耳に残るんです。
娘はこのシリーズ最初に読んだ『Panda Bear,Panda Bear,What Do You See?』をすぐに暗記して読んでいたのですが、今回は絵を見ただけでRed Bird,Yellow Duck…とリズムに合わせた単語を自分で言っていて驚き。
子供って、テレビCMもすぐに覚えて歌ったりしませんか?
リズミカルな文章が繰り返されると、耳に残りやすいようです。
こちらの絵本もまさにテンポ良い英文の繰り返しなので、色や動物の名前はもちろん、”What do you see?”という日常で使える言葉も自然と覚えられて絵本の効果を実感しています。
この絵本は「英語版」「日本語版」だけでなく、「ラストのパターン別」「ボードブック版」「CD付き」「日本語英語版」など様々な形式で出版されています。
できる限り調べてリンクを探したので、ご購入の際は各サイトの説明や口コミも確認し、お好みのものをお選びくださいね。
ISBNコード:9780805047905
我が家で読んだのがこちら、コンパクトなサイズで全て厚みのあるボードのようなページなので赤ちゃんにもおすすめ。
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 21ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9780805092448
最後に簡単なクイズが色々と載っています。
ISBNコード:9784896439946
ISBNコード:9784032013306
ISBNコード:9784032371604
ISBNコード:9784032015607