布おむつ、どんなイメージがありますか?
「古くさい!」
「めんどくさい!!」
「絶対そんな余裕ない!!!」
出産するまでそう思っていた私ですが…結局2人の子供をどちらも布おむつで育ててしまいました。
そして結論から言うと、布おむつ、できます!
布おむつを迷っている皆様が「ちょっとやってみようかな」と思えるように、
簡単な使い方やアイテムなどをご紹介します♡
布おむつって何?
布おむつは、「おむつカバー」と「布おむつ」の2つを組んで使う物で、全て「布」でできています。
そのため、洗って繰り返し使えるのが最大の特徴。
1.おむつカバー
月齢によってベルトの付き方が少し変わりますが、基本的に紙おむつと同じ作りです。
紙おむつの上から漏れ防止のために使うこともできるので、持っているママも多いのでは♡
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2.布おむつ
布には「成形」と「反物(輪型)」があります。
成形はそのままセットできますが、反物は畳んで使います。
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3.一体型
最近では、おむつカバーと布おむつが一体化した、紙おむつ感覚で使えるものもあるんです。
こちらのアイテムは新生児~4歳頃まで使えるフリーサイズで、トイトレの時にはトレパンとしても使えるので本当におすすめ!
布おむつの革命的アイテムです!
布おむつの使い方
我が家では、『おむつカバー+輪型布おむつ+ソフライナー』を組んで使っています。
布を畳んでおいて、使うときにセットするだけです♡
それから、寝るときだけ紙おむつにしています。
厳格に布おむつ育児をされている方からは怒られてしまいそうですが、このゆるい取り組みのおかげでずっと続けられているのはあると思います。
これでも十分布おむつのメリットを感じることができますよ。
そして、更に布おむつ育児を楽にするアイテムがこちら!
我が家の必需品です♡
1.ソフライナー
うんちのときの布おむつ汚れを落としやすくするために使っています。
薄いシートですが、これがあるとないとでは大違い。
以前は西松屋で手に入ったのですが、最近どこの店舗にも置いておらずネットで購入しています。
2.ウタマロリキッド
布おむつを洗う前、予洗いで使うのがこちら。
ひどい汚れのときはこれを使い手洗いしますが、そうでなければお水を張ったバケツにこちらを少し入れてつけ置き→洗濯機で洗うだけ。
固形のウタマロ石鹸には蛍光増白剤が入っているのですが、リキッドタイプには使われていないのでお好みで使ってみてくださいね。
3.ワイドハイター クリアヒーロー
漂白剤は液体より粉末の方が効く!
という夫のこだわりでこちらを使うようになりましたが、確かに予洗いでも落ちなかった布おむつの汚れが、毎回洗っていくうちにいつの間にかなくなっていることに気付きました。
このおかげかはわかりませんが、こちらを使い始めてから洗いあがりの生乾き臭なども感じにくくなり我が家では布おむつに限らずお洗濯の必須アイテムです♡
布おむつのメリット・デメリット
布おむつ、やっている人が少ないのにはもちろん理由があります。
まずはデメリットをご紹介します。
デメリット
1.洗う手間がかかる
これが1番のネック!
ただでさえ忙しい子育て、少しでも負担を減らしたいとなると使い捨てが魅力ですよね。
実際我が家も洗濯物は増えていますが、どうせ他にも洗濯物があるので動作としては同じ、と考えてこなしています。
また、汚れがひどい時は予洗いしますが、バケツなどにお水を張ってそこに入れておくと汚れが落ちやすくなるのでそれでほとんど解決しています。
2.吸収力に限界がある
よく紙オムツのCMで「12時間吸収」とうたっているものがありますが、布おむつはそんなに持ちません。
基本的には吸収ビーズが入っているわけでもないので、雑巾絞りのように吸い込んだお水が多いとにじみ出てしまいます。
我が家ではこれを予防するために、こまめにおむつ替えをします。
たくさん濡れているときもあまり出ていないときもあるので一概には言えませんが、2時間おきに替えていれば大丈夫、という感覚です。
でもこまめに変えることは赤ちゃんのお肌にとても良いので、デメリットをメリットと置き換えて続けています♡
子育てはただでさえ大変なので、デメリットがあると悩んでしまいますよね。
それでも私が布おむつを続けられたのには、メリットもたくさんあったからなんです。
メリット
1.繰り返し使えて経済的
1日に何枚も使う紙おむつ、ひと月2,500円とすると年間30,000円です。
でも布おむつを使うと寝るときの1枚だけで済むので、同じように計算すると年間7,500円!
少し頑張ると1枚でも2枚でも紙おむつを使わずに済むというわかりやすい節約が、1番モチベーションをあげてくれます♡
2.おむつ外れが早い
現代の紙おむつは高性能で、吸収力も肌触りもすごく良いですよね。
そのため赤ちゃんはおしっこをしてもその感覚が薄く、トイトレに時間がかかると言われています。
その点、布おむつは濡れたときの不快感が伝わりやすく、布おむつで育った我が子は「濡れたから替えて!」と自己申告してくれるようになりました。
個人差があるのであくまで個人的な感想ですが、布おむつの効果なのかなと思っています♡
3.肌荒れしにくい
紙おむつは高性能ゆえに、ずっとつけっぱなしにできてしまいます。ですが、それでは赤ちゃんのおしりがかぶれてしまいますよね。
布おむつは、赤ちゃんが不快感を感じやすく吸収力にも限界があるため、こまめに替えることになり結果として清潔な面が肌に触れる時間が長いです。
どの紙おむつを使っても肌荒れしていたのに布にしたら肌荒れしなくなったという敏感肌の赤ちゃんもいるので、おむつかぶれで悩むママさんがいらっしゃったら、ぜひ一度布おむつを試してみてはいかがでしょうか。
4.災害時の備えになる
これはこのコロナ禍で初めて気付いたことですが、トイレットペーパー品薄というデマが流れて、どこにいっても紙製品が売り切れだった時期がありましたよね。
そのあおりを受けて赤ちゃん用品であるおむつも買い占めが増え、なかなか手に入らず大変な思いをした方がたくさんいらっしゃいました。
布おむつを使用する我が家でも紙おむつのストックがなく不安な日々を過ごしましたが、『いざとなったら、布おむつで過ごせる』というのがとても心強かったのです。
できればもうあんな状況になりたくないですが、今後災害などで同じようなことが起きたときのためにも布おむつセットを自宅に置いて、防災セットに追加しようと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
そもそも布おむつを知らず、妊娠中、母から聞いても全くやる気がなかった私。
『まぁ、やってみてダメだったらやめれば?』の一言で布おむつ育児をスタートさせました。
たしかに、やってみてダメならその時にやめればいいんですよね。
とりあえずやってみて本当によかった。あのときの自分ありがとう。
最初は大変でしたが、慣れれば紙おむつと大差なく使えるようになりました。
迷っている方は、おむつ替えが頻繁な新生児期を避けて落ち着いた頃にスタートしてみてください♡
布おむつは絶対ではないです。
時間がない、体調が悪いなど余裕のない時は迷うことなく紙おむつを使う!
そう思うと、気持ちがスッと軽くなって布おむつを楽しめると思います♡
育児をする機会はそう何度もないので、ひとつの経験としても、気になる方はぜひ一度お試しください。