2歳頃からはじまるイヤイヤ期。
そして成長につれできることが増えてくると、何でも自分でやりたがる子供たち。
そんな子供の気持ちを応援する、アリス館の絵本シリーズがあります。
今回は、初めて一人で絵本を買いに行く女の子のハラハラドキドキ物語を紹介します。
ひとりでえほんかいました
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784752008095
どんな本?
お誕生日おめでとう!
かおりちゃんのお誕生日パーティー、家族みんなでお祝いです。
今年はかおりちゃん、プレゼントに「一人でお買い物券」を自分で作りました。
それほどまでに、1人でお買い物をしたくてたまらないのです。
そして迎えたお買い物当日。
おばあちゃんと一緒に本屋さんに向かい、本屋さんの前で分かれます。
かおりちゃん、ついに一人でお買い物…と思ったら、大変なことが。
ピンチを乗り越える姿に勇気をもらい、子供たちのはじめてを応援してくれる絵本です。
感想
すっかりお姉さんになった5歳娘、セルフレジやSuicaのタッチなど「やりたい!〇〇がやる!」となんでもやりたがります。
なのでこの絵本も興味津々。
一人でお買い物を頑張るかおりちゃんを見て羨ましがっています。
子供たちのお買い物というと「おつかい」が頭に浮かびますが、あれは頼まれたものを「買ってくるというミッション。
この絵本のお話は、少し違います。
かおりちゃんが自分で行きたい場所に行き、自分で欲しいものを決めるという自主性の高いお買い物なのです。
馴染みの本屋さんでたくさんの絵本の中から自分で決めた1冊を買うという、ただそれだけのことも子供にとっては一大事。
周りの大人にサポートされ、自分でできた!と自信をつける姿が生き生きと輝いて見える作品でした。
色んなことが経験になり、子供たちを更に豊かにしてくれますね。