『だめよ、デイビッド!』の原作を読みました。
アメリカでコールデコット賞オナー賞を受賞した、人気作です。
やんちゃなデイビッドに翻弄されるお母さんの声が聞こえてくるような1冊をご紹介します。
No, David!
No, David! (Caldecott Honor Book)
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9780590930031
どんな本?
1999年コールデコット賞オナー賞受賞作品。
やんちゃ盛りなデイビッドのお話です。
表紙をめくると、タイトルと一緒に腰に手を当てて怒っているのが伝わるお母さんのイラストが。
お母さんは、いつもこういいます。
”NO, DAVID!"
どう見ても危ない体制で上の物に手を伸ばすデイビッド、
泥だらけのまま部屋中歩き回るデイビッド、
パンツも履かずに外に走っていくデイビッド…
見開き2ページをフルに使った迫力満点のイラストでは、デイビッドがやりたい放題。
そして英語でお母さんからの言葉が一言書かれています。
"No!"
"Come back here, David!"
"BE QUIET!"
子育て中、一度は直面したことのあるシチュエーションと言ったことのあるセリフばかり出てきて男の子ママに特に共感の嵐。
日常生活で使える英語のフレーズが多く、英語で子供を注意する時の参考になります。
でも、怒られてばかりのデイビッドも最後はとっても幸せそう。
一体どうして…?
子育て中の大人も、まさに今デイビッドと同じことをして怒られている子供たちも共感できる親子で楽しめる絵本です。
感想
表紙からハラハラする、デイビッドのやりたい放題が爆発している絵本です。
毎回注意するお母さん、本当にお疲れ様…!と思わずにはいられません。
わが家は息子がまだ赤ちゃんですが、大きくなるとこんなことになるのか…と心の準備をしながら読みました。
そしてもちろん、娘と重なるシーンもあります。
ごはんを食べながら食べ物で遊ぶシーン。
"Don't play with your food!"
のフレーズは既に何度も使っています。
お母さんの英語の一言が実際に使えるものばかり(できれば使いたくないですが…)なので、英語育児を目指す方にもおすすめの1冊。
最後は子供らしいデイビッドとお母さんの愛情を感じる素敵な作品でした。
