ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、キラキラの箔押しで子供が夢中になれる海外絵本をご紹介します。
ゆきうさぎのねがいごと
新版 ゆきうさぎのねがいごと (クリスマスのちいさなおはなし)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A3くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784418138166
どんな本?
ゆきうさぎのピートくんは、森の奥に1人で住んでいます。
冬になると、自分の毛と同じ色のまっしろな雪が降るので毎日ウキウキ。
でも、実はひとつだけ願い事がありました。
クリスマスイブの日、ピートくんは思い切ってサンタさんに手紙を書きました。
そして、北極星の下にあるサンタさんの家を目指して出発します。
持ち物は温かい手袋、おいしそうなオーナメントクッキー、そして地図。
雪の中をざくざく、とことこ。
途中で、寒そうなこぐまを見つけたピートくん。
このあと心優しい行動をとるのです。
サンタに手紙を届ける途中、出会った動物たちとの心温まるやりとり。
ピートくんの願い事は叶うのでしょうか。
この絵本の特徴は、何と言ってもキラキラの箔押し。
表紙だけでなく、中にも全ページまんべんなくキラキラ加工がされているので華やかで特別感が出ます。
水面の氷、はーっと吐き出す白い息、舞い散る粉雪など、様々な形状で箔押しが登場するため、子供たちもページをめくる度に夢中になれると人気の絵本。
ピートくんの優しい行動に、心温まるお話です。
感想
海外絵本はキラキラやしかけのあるものが多いですが、こちらもイギリス生まれの作品。
表紙だけキラキラは日本でもよく見ますが、全ページ惜しげなくキラキラが登場するので子供が他の絵本とは違う食いつきを見せます。
小さい子供ってキラキラが好きですよね。
サンタに手紙を届ける途中に起こる優しさや出会いの物語ですが、クリスマスツリーもサンタもちゃんと出てきます。
少々文字が多いので読み聞かせなら年少後半からかな、という印象。
「北極星」とは何かだけ教えると、年中娘が問題なく一人読みできました。
キラキラが多いので、それに夢中になってしまい進みは遅いです。
本当に惜しげない箔押しです。
ピートくんの優しい行動が、めぐりめぐって自分の願いを叶えるきっかけになるというストーリー。
ピートくんの見返りを求めない優しさが、子供たちに伝わるといいなと思います。