頭の良い子を育てたい、そんなとき読まれるものと言えば「図鑑」。
実物の写真がたくさん載っていて、1人でパラパラめくって楽しめるアイテムです。
今回は、娘が体の図鑑を読みたいと自分で選んだものをご紹介します。
幼稚園児も夢中になって読んでいる、ポプラディア大図鑑です。
ポプラディア大図鑑 WONDA 動物
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 202ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 6歳 |
ISBNコード:9784591137833
どんな本?
全国3万を超える小・中・高校が採用している『総合百科事典ポプラディア』を展開する「ポプラディアシリーズ」の一つ、『ポプラディア大図鑑』。
宇宙、動物など様々なジャンルの中から今回は人体がメインの1冊です。
ただ体について「ここが〇〇です」と羅列されているのではなく、最初に「からだにズーム!!」というテーマから始まります。
ページをめくると、皮膚を拡大して、表皮・真皮・皮下組織がわかるようなイラストが。
自分にとってはただの薄い皮という存在ですが、その中にはこんなにたくさんの機能が詰まっているのだという発見があります。
そして毛と爪、筋肉、骨…
と子供たちが興味を持ちやすい部分の説明があり、第1章「顔」へとつながります。
この図鑑は順天堂大学教授である坂井建雄先生が監修しており、
1. 美しい図と写真をつかったビジュアルでやさしく解説
2. 子どもの成長に関わる事柄も掲載
3. いま一番ホットな人体の話題を解説
がセールスポイントになっています。
体の名称や機能だけではなく
・アレルギー
・自律神経
・睡眠
・赤ちゃんが生まれるしくみ
・心の病気を防ぐ方法
など子供にとって大切な内容も、イラストや写真でわかりやすく解説しています。
見開き4ページ分の大きな人体図もあり、自分の体の中がどうなっているのかと想像が膨らむ図鑑。
単なる人体の知識だけでなく、命の大切さ、その命は人間の600万年の歴史を背負っていることを感じてほしいという編集者の願いがこもっています。
感想
たくさんある体の図鑑から、娘が選んだのがこれでした。
図鑑はまだ読み始めたばかりですが、WONDAシリーズが好きなのかもしれません。
イラストはできるだけわかりやすく内蔵が透けるように描かれていたり、リアルなイラストからデフォルメされたイラストまで使い分けされているので子供も飽きずに読めると思います。
娘は4歳ですが、漢字だらけの図鑑にしおりを挟みながら暇があればペラペラとめくって楽しんでいます。
わからない言葉が多い中こうして図鑑が身近な存在になっているのは、イラストが豊富なおかげだと思います。
わが家での使い方は基本的に娘が好きな時に眺められるようにしているだけですが、例えば頭をぶつけた時などに「どこをぶつけたのか調べてみてくれる?」と言っています。
目次から「あたま」を見つけ、100ページ以上ある数字の中から該当ページを見つけ、そこから自分の必要な情報を見つける、ということができるようになっています。
わからない→図鑑で見てみよう!
という流れが身に付くのでやはり図鑑は置いておくべきだなと思いました。
