先日、アメリカのベストセラー絵本『IF YOU GIVE A MOUSE A COOKIE』を読みました。
アニメ化されているくらい大人気の作品で、日本でも『もしもねずみにクッキーをあげたら』というタイトルで翻訳出版されています。(現在この絵本は廃盤で、オークションなどでないと手に入りません。持っている方はとても貴重なのでぜひ大切にしてくださいね。)
今回ご紹介するのは、その『もしも…』シリーズ第2弾。
おいしそうなマフィンとインパクト大のムースが目印の絵本です。
IF YOU GIVE A MOOSE A MUFFIN
If You Give a Moose a Muffin (If You Give...)
どんな本?
マフィンを焼くおいしそうなにおいにつられて、1匹のムースがやってきます。
そして男の子がマフィンを差し出してお話スタート。
If you give a moose a muffin,
もしもムースにマフィンをあげたら…
ムースは、ジャムをほしがるだろう。
もしムースにジャムをあげたら…
ムースは、おかわりをほしがるだろう。
もしおかわりがなくなったら…
このように、「もし〇〇したら~…」と連想ゲームのように進んでいくお話。
次から次へと浮かんでくるムースの思いつきに、じっと付き合う男の子。
なんだか仲のいい兄弟のようです。
この絵本では、ifとwhenの使い分けが勉強できます。
(ifはどうなるかわからないとき、whenはほぼそうなることが確定しているとき)
最後、またムースにマフィンをあげる流れになり、最初のページに戻ってエンドレスになるのがこのシリーズの特徴。
第1弾のねずみと比べると大きなムースの動きはインパクトがあって、違ったおもしろさを楽しめます。
感想
第1弾のねずみとクッキーがおもしろかったので、他のシリーズも読んでみることに。
動物とお菓子の組み合わせなので、英語絵本ですが娘も興味を示してくれました。
1ページに2行くらいの英文で、1,2箇所わからない単語("chilly"=肌寒い、"scenery"=風景)がありましたがそこは絵本の良さ。イラストを見て意味を想像することができました。
「次は何が起こるの?」と思いもしない展開に大人の私もワクワク。
日本でもアメリカでも、子供たちに人気の理由がわかります。
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9780060244057