2003年に出版されて以来、繊細なイラストとファンタジー要素あふれるストーリーが人気の「チリとチリリ」シリーズ。
記事執筆時点では8作目まで出版されています。
今回は、チリとチリリが小さくなっちゃうシリーズ第4弾を紹介します。
一緒に草花の世界に飛び込みましょう。
チリとチリリ はらっぱのおはなし
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784752003717
どんな本?
おうちの前の原っぱで遊んでいた、チリとチリリ。
チリチリリ チリチリリ
草むらを通って自転車で走っていくと…
あれ?
目の前に大きなシロツメクサ。
いつの間にか小さくなっているチリとチリリですが、それを気にせずはらっぱの世界を楽しみます。
ハナバチについていきはちみつでできたボールカステラを食べたり。
コガネムシの作ったしぼりたて葉っぱのミックスジュースを飲んだり。
はらっぱならではのおいしいものを堪能。
そして出会ったトカゲについていき、ちょっとお手伝い。
一体なにができるのでしょうか。
色鉛筆の繊細さが際立つ、草むらのファンタジー。
小さくなった気分で楽しめるお話です。
感想
先日こちらのシリーズ『チリとチリリゆきのひのおはなし』を読んだ娘がすっかり気に入り、全シリーズ読みたい!と集めはじめました。
優しい雰囲気溢れるイラストの中に生き物がたくさん登場するところが気に入ったようです。
チリとチリリは表紙の女の子の名前ですが、絵本の中で自転車の音としても登場します。
チリチリリ チリチリリ、つい口ずさみたくなる心地の良いリズムです。
自転車に乗って色んなところに行く2人、今回は小さくなって草むらなどを走ります。
虫たちと同じ目線で楽しむ世界に興味津々、先日しろつめくさでブレスレットを作ったばかりの娘は嬉しそうです。
色鉛筆ならではの優しい雰囲気を感じる絵本で、わが家ではパパもこのシリーズがお気に入り。
どのお話も1冊で完結するので、ぜひお好みの1冊から楽しんでみてくださいね。