子供が幼稚園に通うようになり、少しステップアップした絵本として写真の本(図鑑など)を探すようになりました。
でも、図鑑だとストーリーがなく興味がわかない様子。
そんな時、絵本と図鑑のいいとこどりができる、写真絵本を見つけました。
きちんとお話が書いてあり絵本のように楽しめるので子供も大喜び。
今回読んだのはシリーズ第4巻オオアリクイです。
珍しい動物ですが、赤ちゃんが主人公なので読みやすいですよ。
教科書にのってるどうぶつの赤ちゃん オオアリクイ
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 31ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784034148402
どんな本?
『教科書にのってるどうぶつの赤ちゃん』シリーズは、小学1年国語の教科書に出てくる「子どもをまもるどうぶつたち」に登場する動物をピックアップして作られた絵本。
生まれてからひとり立ちするまでの動物の生態が、写真とストーリーで紹介されています。
今回読んだのは第4巻「オオアリクイ」。
オオアリクイの赤ちゃんが成長していく過程が物語になっています。
生まれてからずっとお母さんにおんぶされている赤ちゃん、敵に見つからないための工夫や餌を食べる方法など、オオアリクイがどうやって成長し、独り立ちするのかを実際の写真で学べます。
図鑑のようにリアルを知ることができますが、絵本のようにお話が進み、両方の良い部分が詰まった1冊。
本の最後にはイラストで改めてオオアリクイについて紹介されていて、作中で描ききれなかった生態も知ることができます。
図鑑に興味を示さないお子様にもおすすめの、ハイブリッド絵本です。
感想
図鑑に興味を示さない娘でしたが、この絵本をきっかけに実写の本に興味を持つようになりました。
ただ名前と詳細が書いてある図鑑と違い、赤ちゃんが成長していく物語は興味がわくようです。
そもそも、オオアリクイってどっちが顔でどっちがしっぽかもわかりにくいですよね。
赤ちゃんが生まれて、どうやって大きくなっていくのか。
敵に見つからないように、どんな工夫をしているのか。
1冊読み終わるまでに、自然と子供が学んでいました。
「教科書に載ってる」と書かれていますが、幼稚園児で十分理解できる文章なので年齢は気にしなくて大丈夫だと思います。
可愛い動物の赤ちゃんに癒されながら、小学校準備としてもおすすめな写真絵本をぜひお試しください。