我が家でよく登場する、『Read it yourself』シリーズ。
文字が大きく、英語がシンプルですごく読みやすいです。
名作童話が豊富で、表紙に英文のレベルが書いてあるので自分に合った本を選べるのが便利。
今回はレベル3、グリム童話の『小人と靴屋』を読みました。
The Elves and the Shoemaker
Read It Yourself the Elves and the Shoemaker (mini Hc)
どんな本?
あるところに、一軒の靴屋さんがありました。
靴屋の夫婦は貧しく、手元にはあと一足分を作る皮しかありません。
翌朝靴を作れるように最後の皮をカットして、店主は眠りにつきます。
次の日の朝、作業台には一足の綺麗な靴が出来上がっていました!
一体誰が?
奥さんに聞いても「知らない」と言われ、考えているところにお客様がやってきてその靴を買ってくれました。
店主はそのお金で皮を買い、今度は二足分の皮をカットして眠りにつきます。
翌朝起きると、カットしていた皮でまた素敵な靴が出来上がっているではないですか!
不思議に思った夫婦は、寝たふりをしてこっそりと作業台を見ていることに。
そこにやってきたのは、なんと小人。
毎晩靴を作ってくれていたのは、小人だったのです。
いつも素敵な靴を作ってくれるお礼に、次の日の夜は小人のために作ったお洋服を置いておくことにしました。
そんな生活が続き、素敵な靴を作ると靴屋は評判になり、夫婦と小人は幸せに暮らしていくというハッピーエンドのお話です。
感想
『Read it yourself』は「自分で読む!」を目的とした絵本なので英文がわかりやすく、英語に自信のない親御さんにおすすめのシリーズです。
最後のページにクイズがあり、絵本の内容を理解していれば解ける簡単なものなので娘はそれを楽しみにこの絵本シリーズを読んでいます。
今回読んだ絵本は、1晩目、2晩目…と同じ英文が繰り返し出てくるのでレベル3ですが易しく感じました。
絵も可愛らしくわかりやすい描写が多いので、幼稚園の娘は1度で内容理解できたようです。
このお話は「頑張る人を、助けてくれる人がいて、みんなが幸せになれた。」というわかりやすいハッピーエンドなので、子供絵本らしくて気に入っています。
また、「材料を買う→作る→売る→材料を買う…」という生産の仕組みを理解するきっかけにもなるので、そういったことも教えながら子供と楽しんでいます。
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 27ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |